こんにちは🌿フクです。
臨界期(りんかいき)という言葉をご存知ですか?あまり聞きなれない言葉ですよね。
本記事では【ことばの発達にもっとも効果的なとき】をテーマに、年間400冊以上の絵本を読み聞かせしている絵本大好きフクさんが、分かりやすく解説しています。
今日からすぐに使える豆知識もあります。ぜひ、最後まで読んでくださいね。
ことばの発達にもっとも効果的な臨界期(りんかいき)
臨界期とは
臨界期とは、子供の成長の中で特定の能力が特に伸びやすく、身につきやすい重要な時期のことです。この時期にその能力をたくさん使ったり、練習したりすることで、自然にスムーズに習得しやすくなります。
つまり、臨界期と言われる時期に、たくさんの経験を積んだ方が伸びやすいということです。
いろんな臨界期
臨界期にはいろんなジャンルがあります。
例えばスポーツですと、0〜6歳はゴールデンエイジ、7〜12歳はプレゴールデンエイジとされ、この時期に運動を始めると良いと言われています。音楽ですと、幼少期、特に3〜7歳頃までが、絶対音感を習得しやすい時期とされています。
では、ことばの臨界期はいつなのでしょうか。
ことばの臨界期
子供の言語発達は、特に0〜5歳までの間に急速に進むことが知られており、この時期が言語発達にとってもっとも重要な「臨界期」とされています。最も効果的な学習期間というわけですね。具体的な発達段階と、その期間の特徴をまとめました。
0〜2歳:基礎的な音と単語の習得
この時期、赤ちゃんは周囲の音や声に敏感で、言葉を理解し始めます。生後数か月で親の声に反応し、1歳頃には「ママ」や「パパ」のような単語を発音し始めます。
2歳頃には語彙が50〜200語に増え、二語文を使い始めます。この時期に周囲の言葉を豊富に聞かせることで、言葉の認識力が高まります。
3〜5歳:語彙の拡大と文法の発達
3歳頃になると、子供は簡単な文章を使いこなし、質問や会話ができるようになります。この年齢では、語彙数が急激に増加し、文法も発達していきます。
4歳から5歳にかけては、物語を話す能力や複雑な文章を使う能力が発達し、他人とスムーズにコミュニケーションがとれるようになります。
6歳以降:言語の運用能力の成熟
6歳を過ぎると、言語能力はさらに成熟し、自己表現力や論理的思考が強化されていきます。小学校での学習が加わることで、読解力や語彙力も一層高まります。
まとめ
0〜5歳の間が言語発達にとって最も重要な「臨界期」とされ、この時期に豊かな言語環境で育つことが、後の言語能力に大きく影響することが分かりましたね。特に3〜4歳頃までに多様な言語刺激を受けることで、発音や文法、語彙が自然に身につく傾向があります。
年齢やお子様の好みに合った絵本を取り入れ、活用しみてくださいね。
🦉フクさんのブログでは、絵本を読んだ感想や気づき、日常で見つけたワクワクすることなどを書いています。日々の生活に安らぎや癒しを、そして時には刺激をプレゼントできたらいいなと思います。
“お気に入りの絵本”を見つける参考になれば、とても嬉しいです。
ほーっとひと息。今日も素晴らしい1日でありますように🌿
このブログに登場した絵本をチェックしたい方はこちら
いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ]
いやだいやだ (福音館あかちゃんの絵本) [ せなけいこ ]
もいもい ボードブック (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本 (ボードブック) [ 市原 淳 ]
【楽天ブックス限定特典】ちいさな うさこちゃん(親子のためのブックリスト「絵本の与えかた」ダウンロード) (ブルーナの絵本) [ ディック・ブルーナ ]
ボードブック はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック) [ エリック・カール ]
バムとケロのおかいもの (バムとケロのなかまたち) [ 島田 ゆか ]
しごとば 東京スカイツリー 東京スカイツリー公認本 (しごとばシリーズ 4 4) [ 鈴木 のりたけ ]
コメント