絵本のルーツは古く、海外では17世紀頃から、日本においてはもっと古く、平安時代の絵巻物が絵本の原型とされ、その後1956年に福音館書店が月刊絵本『こどものとも』を創刊したことをきっかけに、現在のような本格的な絵本が次々と誕生したとされています。
長きに渡り選ばれ続けている絵本。なぜ人は絵本を選び、そして絵本を読むのでしょうか。絵本を読むことで得られるものとは、一体なんでしょうか。
みなさんこんにちは🌿フクです🦉
絵本を読む目的とは
1. 想像力と創造力の育成
絵本は絵と物語を通じて、子どもの想像力を刺激する非常に優れたツールです。
絵本の絵や物語に触れることで、子どもは頭の中で世界を広げ、目に見えないことを想像する力を養います。例えば、動物が話す場面や架空の国など、現実ではありえない状況を楽しみながら想像することで、創造的思考が培われます。
2. 言語力の発達
絵本を読むことは、言葉を増やし、表現力を豊かにします。
絵本の中の語彙や表現、リズム感ある言葉を通じて、日常では触れないような多様な言い回しや単語に触れることができます。また、音読することで耳からの学習も進み、語感が育まれます。
3. 情緒の発達と共感力の養成
絵本には、友情、家族愛、勇気、悲しみなど様々な感情が描かれています。
子どもは物語の登場人物と共に喜んだり悲しんだりすることで、他者の感情に共感する心が育ちます。これは、社会的な人間関係を築くうえで非常に大切なスキルとなります。
4. 集中力と理解力の向上
絵本を読む時間は、子どもがストーリーに集中する時間でもあります。
物語の展開を理解し、ページをめくるごとに新しい情報を追う中で、集中力と論理的な理解力が鍛えられます。また、絵本を読みながら「次はどうなるんだろう?」と推測することで、因果関係を理解する力も向上します。
5. コミュニケーションの時間
親子で絵本を読むことは、親子のコミュニケーションの場にもなります。
読み聞かせを通じて、親が子どもに語りかけたり、一緒に話し合ったりする時間が増えることで、親子の絆が深まります。また、読み終わった後に感想を話し合ったり、物語について考えたりすることで、自然な形で意見を交換する力も養われます。
6. 好奇心と学習意欲の促進
絵本には、動物、自然、宇宙、科学など多種多様なテーマが含まれています。
これにより、子どもは新しい知識や世界への興味を持つようになり、学習意欲が高まります。特に、テーマが広がると絵本以外の知識への探求心が刺激され、自然と「もっと知りたい」という気持ちが芽生えるきっかけにもなります。
7. 心の安定とリラックス効果
絵本のゆったりとしたリズムや温かいイラストは、子どもにとって心の安定をもたらします。
寝る前に絵本を読む習慣は、安心感をもたらし、リラックスする時間としても効果的です。特に、定期的に読むことで、安定した日課として心の安らぎを提供します。
まとめ
絵本を読むことは、単に楽しむだけではなく、子どもの発達や親子関係に多くの良い影響をもたらすことが分かりましたね。絵本を通じて得られる経験は、幼少期の人格形成や学びへの土台を作る重要な要素になリます。
絵本は世代を超えて読み継がれ、多くの人々に愛されています。親が自分の好きだった絵本を子どもに読み聞かせることで、その文化や価値観が次の世代へと受け継がれていきます。
こういった様々な要素が組み合わさり、絵本は多くの人々に選ばれ続けているのですね。
🦉フクさんのブログでは、絵本を読んだ感想や気づき、日常で見つけたワクワクすることなどを書いています。日々の生活に安らぎや癒しを、そして時には刺激をプレゼントできたらいいなと思います。
“お気に入りの絵本”を見つける参考になれば、とても嬉しいです。
ほーっとひと息。今日も素晴らしい1日でありますように🌿
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