クリスマスプレゼントにオススメ！どこ？クリスマスのさがしものを紹介しています。

こんにちは🌿フクです。

本記事では【好奇心と集中力を学べる絵本】をテーマに、年間400冊以上の絵本を読み聞かせしている絵本大好きフクさんが、おすすめの絵本を選んで紹介しています。

今回は、探し絵絵本なので読み聞かせにかかる目安時間は記載していません。また、対象年齢はあくまでも目安です。お子様の成長に合わせてお選びください。

どこ？クリスマスのさがしもの（３さい〜）
まとめ

どこ？クリスマスのさがしもの（３さい〜）

作	山形　明美
出版社	講談社
出版年	2017年

親子で一緒に探してみよう

あらすじ

もうすぐ　クリスマス。

まちには、たくさんの　クリスマスツリーが　かざられて　います。

さあ、ペンギンおやこと　いっしょに

クリスマスの　おかいものに　でかけましょう！

絵本の中で探し物をしながらクリスマスに向けて１１の物語が進んでいきます。

１、おおきなもみのき

２、くまのおもちゃやさん

３、ひつじのようふくやさん

４、ライオンのかぐやさん

５、ぶんぼうぐとほんのおみせ

６、かばのフルーツショップ

７、ロバのケーキやさん

８、クリスマスマーケット

９、ぼうやをさがして！

１０、トナカイたちのコンサート

１１、メリークリスマス！

どのページもとっても暖かくて幸せな空間が広がっていて、ページを捲るたびに物語の展開も加わってワクワク感が増していきます。

５つの知育効果

探し絵本は子どもの発達に多くの効果をもたらす優れた教育ツールです。

１、集中力の向上

指定された絵を見つけるために、絵本をじっくりと観察する必要があるため、集中力が養われます。

２、記憶力の強化

探す対象を記憶し、それを探し続けることで記憶力が鍛えられます。

３、観察力の発達

細かい部分まで注意深く見る習慣がつき、観察力が磨かれます。

４、識別力の向上

様々な絵の中から特定のものを見分ける能力が発達します。

５、忍耐力の育成

見つかるまで諦めずに探し続けることで、忍耐力が身につきます。

絵本に出てくる可愛い動物や小物は、絵やCGではなく、造形作家である山形明美さんがひとつずつ制作された心のこもった作品です。実際に小物を配置して撮影されているので、リアルな影もちゃんとあって、無意識に視覚に入って来るそれらの情報も大事にしたいなと思います。

その他、絵本を読む目的と子供に与える効果について、詳しくはこちらのブログで解説しています。

「なぜ絵本を読むの？絵本を読む目的と7つの効果」

親子の大切なコミュニケーションの時間

知育のツールとしてだけでなく、探し絵絵本は情緒面でもおおきな効果があるツールです。

絵を見つけたときの喜びや達成感が子どもの自信につながり、探し当てる楽しさが学習意欲を高めてくれます。

また、何より一緒に探すことで、親子の会話が増え、絆が深まります。わたしはこの親子・家族のコミュニケーションツールの1つとして探し絵絵本をオススメします。

お子さんを応援してもいいですし、家族や兄弟でみんなで一緒に協力しながら楽しんでみてください。

フクさんの着眼点

探し絵絵本あるあるかもしれませんが、探し物をなかなか見つけられず困る。というケースです。

我が家では、あと1つの探し物がなかなか見つからず、子供が眠れなくなるという事態が起きました。翌日続きをやろうか？と提案しても譲らない。

わたしがこれまで実際に行った対応は、①ページを区切ってみる、②ヒントを出す、③タイムリミットを決める。

それぞれ解説します。

①ページを区切ってみる

　１ページを２分割あるいは４分割にして、より狭い範囲を集中して探す提案をしてみる。これで見つかる事が多いです。また次回以降、子供がこのテクニックを使う様になります。

②ヒントを出す

　子供から「ヒントちょうだい」と言われた時だけ、ヒントを出すようにしています。ただし、これは親がすでに答えを見つけている時でないと対応できないので、お父さんお母さんも頑張って探してください。また、ヒントを出すときに、間違えて答えを言わないようにお気をつけください。自分で見つけたい子供はがっかりしてしまいます。

③タイムリミットを決める

　どうしても見つからない時はあります。子供がどうしても見つけたくて仕方がない状態の時は、なるべくやらせてあげた方が良いと思います。ただ、夜更かしは健康的にもあまりオススメできませんので、そこは親御さんの判断で時間を決めて、例えばラスト５分間に集中！という感じで取り組むことをオススメします。より大事な物（この場合は睡眠時間）のために譲歩する事も時には必要です。

絶対に見つけなくてはいけない、という物ではありませんし、何よりも大切なのは親子でコミュニケーションをとりながら共に時間を過ごすことです。