記事内にアフェリエイト広告が含まれています。

絵本 みんなのおすし

フクさん
フクさん

こんにちは🌿フクです。

みなさんこんにちは✨

本日は【みんなのおすし】という絵本を守備力高めにご紹介します!

とっても楽しくて、ドキドキして、美味しそうで、そして驚愕のラストシーン・・・
それでは、さっそくページをめくってみましょう♪

絵本 みんなのおすし(3さい〜)

はらぺこめがね
出版社ポプラ社
出版年2019年

読み聞かせの目安🕰️5分

あらすじ

舞台はカウンターのあるお寿司屋さん。

登場人物はお寿司屋さんの大将と、お店を訪れるいろんなお客さん。
そして、美味しそうな寿司ネタの数々・・・

とてもシンプルな舞台設定において、シンプルで分かりやすい話の展開、
でも、そこに仕掛け絵本のワクワクと、物語の展開と共に読み手の想像力を掻き立てる工夫、
ちょっとした違和感、その違和感の正体が分かった時の驚きというラストがものすごく絶妙で最高に面白い一冊です。

おすすめポイント

この絵本は、ページを捲ると最初は予想通りの展開があって安心感を感じます。
でも、最後は想像を超えた仕掛けがあって、シュールでユニークな面を感じることができます。

読んで字の如く、み・ん・な・の、おすしなわけなんですよね。

ここからはネタバレになります。

みんなのというのは、お客さんみんなの、という意味ではないんですよね。
じゃあ誰の?と思いますよね。

この「みんな」には、お寿司屋さんの大将も含まれています。

大将も好きなネタがあって、お客さんと一緒に食べるの?
いいえ、違います。

大将は絵本の最後で「いいお客さんばっかりだったにゃー」と、
手にはめていた人間の手の形をした手袋を取り、毛が生えて爪が尖った手を出しています。

お店を最後に訪れたお客さんは、ネズミさんたちでした。

本当に短い文章とシンプルな絵だけなのですが、ここに至るまでの展開が本当に絶妙で、
テンポもとても良くて、軽快に読み聞かせをすることができます。

ちょっぴりダークな展開って子供は大好きですから、きっと楽しんでもらえますよ♪



フクさんの着眼点

我が家では、子供にいろんな観点からものを見るって大事だよね。という話をよくしています。

本書、「みんなのおすし」はエンタメとしてもとても楽しい絵本ですが、それ以上に学びがある絵本だなと私は勝手に思っています。笑

どんな学びがあるかというと、

①危機管理能力
②守備力の強化
③リスクとリターンのバランスを考える
です。

①危機管理能力は、物語の展開につれて違和感を感じたかどうか、その違和感の正体を掴めたかどうか。②守備力の強化は、危ない、やばい、と気付けたかどうか、気付けた次にどんな行動に移せるか。③適度なリターンを得るためにどれくらいのリスクを取るのが適正か考える。

なんじゃそりゃ!?と思われる方も多いかと思いますが、フクさんはこういうのを考えるのが大好きなのです。変態の領域かもしれません。エレベーターに乗るたび扉が開いた瞬間に攻撃を受ける可能性を考えてどう対応するかとか考えたり、病院の待合室で今この瞬間にパンデミックな状況になったらどのように行動するかとか考えたりします。

お鮨屋さんの大将目線で見た場合、お客さん目線で見た場合、これら全てを俯瞰で見た場合、
それぞれのパターンで①〜③を考え、子供と一緒にアイデアを出し合って遊びます。

よかったらやってみてください。笑

まとめ

今日は【みんなのおすし】という絵本を守備力高めに紹介してみました。
ちょっと私らしさが出せた記事になったんじゃないかなと思います。
お気に入りの絵本に仲間入りができたらとてもうれしいです。

紹介した絵本をもう一度チェックしたい方はこちら

みんなのおすし (単行本 371) [ はらぺこめがね ]




🦉フクさんのブログでは、絵本を読んだ感想や気づき、日常で見つけたワクワクすることなどを書いています。日々の生活に安らぎや癒しを、そして時には刺激をプレゼントできたらいいなと思います。

“お気に入りの絵本”を見つける参考になれば、とても嬉しいです。

ほーっとひと息。今日も素晴らしい1日でありますように🌿

コメント