
こんにちは🌿フクです。
くだもの売り場に、真っ赤ないちごが並びはじめると、なんだか嬉しくなります🍓
みなさんこんにちは🍓春の訪れが待ち遠しいフクさんです🦉
本記事では【🍓いちごたっぷり🍓】をテーマに、
年間400冊以上の絵本を読み聞かせしている絵本大好きフクさんが、
おすすめの絵本を5冊選んで紹介しています。
小さいお子さんから大人まで楽しめる、とっておきのいちご絵本の世界へ🍓🍓🍓🍓🍓
いちご🍓たっぷり おすすめの絵本5選
絵本 いちご (0さい〜)
作 | 平山和子 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1989年 |
あらすじ
雪に埋もれたいちごの苗がありました。
暖かくなったら、いちごの実がなるから待っててね。
暖かくなって、白い花が咲きました。
もうすぐ実がなるからね。
小さな緑色の実がなって
まだすっぱいからもう少し待っててね。
だんだん赤く色づいて
真っ赤になって
おいしそうないちご🍓
「いただきます!」
いちごの成長を優しく丁寧に描いた物語です🍓
おすすめポイント
小さなお子様の学びのツールとして、とってもおすすめな絵本です🍓
🍓point1 会話形式のストーリー
小さなかわいいいちごとお話をしているようにお話が進んでいきます🍓
「いちご あまくなったかな」
「もうすこし まっててね」
会話形式の絵本は、小さなお子さんに読み聞かせするのにピッタリですね!
🍓point2 繊細で丁寧ないちごの絵
ページいっぱいに描かれている本物そっくりの艶やかないちごの絵に、
甘酸っぱいいちごの香りがしてくるようで、思わず手を伸ばしてパクッとする子供達♪
美味しそうで美しくて大人もうっとりしちゃいます♡
🍓point3 季節の移ろいを感じられる
いちごの成長とともに季節の移ろいを感じることができます。
冬から春になり、実りの季節が訪れる・・・自然の恵みを喜びとともに感じることができますね。
丁寧にいちごの成長が描かれた絵本🍓
身近な果物を取り入れた、小さなお子さんの学びの絵本として、とってもおすすめですよ🍓
絵本 いちごりら(2さい〜)
作 | 麻生 かづこ(著)、かねこ まき(絵) |
出版社 | ポプラ社 |
出版年 | 2024年 |
あらすじ
いちごの好きなゴリラさんが、いちごをたくさん食べると・・・いちごりらになっちゃった!
ブドウの好きなうさぎさんが、ブドウをたくさん食べると・・・ぶどうさぎになっちゃた!
ももの好きなももんがさんが、ももをたくさん食べると・・・・もももんがになっちゃった!
すいかの好きなカバさんが、スイカを食べると・・・・・・・・すいかばになっちゃった!
他にもリスさんや、女の子も変身!
おすすめポイント
ユニークなストーリーがとっても楽しい絵本です🍓
🍓point1 先が気になるストーリー
「この後どうなるの?」子供を飽きさせないスパイスが効いています。
そして、思わず笑っちゃう動物達のリアクション♪
🍓point2 テンポの良いリズミカルな展開
静と動、リアルとイマジネーションが、背景のトーンと共に軽やかにテンポよく描かれています。
文字も少なめで、視覚的にも変化がわかりやすいので、小さなお子さんも楽しめる絵本ですね!
🍓point3 可愛くてセンスの良いイラスト
表紙のインパクトが凄すぎる絵本ですよね。笑
いちごりらさん以外の登場する動物たちもインパクト大、そしてとっても可愛いです。
ティータイムを楽しむ清楚なゴリラさん
レッスンをしているバレリーナのウサギさん
お遊戯会の魔法使いに変するモモンガさん
プール遊びをしている水着姿のカバさん
ピクニックをしている園児姿のリス達etc。
少しシュールでユーモアたっぷりな独自の世界に惹き込まれていきますよ✨
🍓point4 私だったら・・・
自分なら何に変身するかな?とお子さんとイマジネーションを膨らませると楽しいです。
うちの子は「みかん」に変身できました🍊笑
絵本 いちご (3さい〜)
作 | 荒井 真紀 |
出版社 | 小学館 |
出版年 | 2020年 |
あらすじ
あまくて かわいい いちごは みんなのにんきもの!
ぷちぷちぷち・・・・・・
いちごをたべると おとがします。
いったい なんのおとでしょう?
いちごをそだてて しらべてみると・・・・・
実際にいちごを育ててながら、じっくりと観察した様子が
美しく細やかなイラストと分かりやすい言葉で描かれています。
小さいお子さんから、いちごを育ててみようかなと考えている大人の方にも
とってもおすすめの絵本です🍓
おすすめポイント
観察力と解説力がとにかくすごい!
🍓point1 大人のいちご観察日記
こんなに分かりやすくいちごを分析した絵本はかつてあったでしょうか。
いちごの粒々が何個あるかまで詳細に描かれていて、
絵本の域をこえ、これはまさに大人による本気のいちご観察日記です!
理科が好きな小学生は夢中になること間違いなしですね🍓
🍓point2 いちごを取り巻く生き物たち
いちごの周りに、鳥や蟻やミツバチや蝶々が描かれています。
文章では特に触れられていませんが、果物を取り巻く環境がどんなものかを示唆していて、
私は個人的に面白いと感じたポイントです。
様々な”いちごどろぼう”たち。
果実を食べタネを運ぶ生き物、蜜をもらって花粉を運ぶ生き物、
いいとこ取りをしている生き物・・・本当のいちごどろぼうは誰でしょう?笑
🍓ポイント3 とっておきの楽しみ
いちごが実った後は?そうです。美味しいスイーツの時間です♡
いちごを使ったスイーツがたくさん🍓載っています。
「どれが好き?」「どれから食べる?」
なんて子供と話しながら週末のおやつを考える時間、とっても楽しいですよ✨
絵本 のいちごつみ ばばばあちゃんのおはなし (4さい〜大人)
作 | さとうわきこ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 2010年 |
あらすじ
ばばばあちゃんは そとへでると いった
「あたたかいかぜがふきはじめたね。
おいしいくうきをすって、のいちごつみに いこう。
そろそろ あかくなってるころだよ」
大らかな心のばばばあちゃんが楽しく野いちご摘みを楽しんだり、
のんびりお昼寝を楽しんだり、
動物たちと一緒に野いちごを食べたり、
春の暖かい空気が伝わってくる、そんな絵本です🍓
おすすめポイント
春の暖い空気のような優しい気持ちになれる絵本です🍓
🍓ポイント1 ばばばあちゃんのおおらかさから学ぶ
野いちご摘みに動物たちを誘いますが、遊びに夢中の動物たちはばばばあちゃんに気づきもしません。
そんな動物たちを気にもせず、
「それじゃ、わたしひとりででかけよう」と野いちご摘みに出かけるばばばあちゃん。
気持ちよく野いちご摘みを楽しんで、ポカポカ陽気の中お昼寝もしちゃいます。
動物たちが集まって目が覚めると、「いい昼寝だったよ!さあジャムを作ろう!」と
これまた前向きでアグレッシブ!
私だったら・・・声をかけても来てくれない子供を気にして楽しめないだろうし、
遊びに飽きて戻ってきた子供に、やっと来たの?と思うかもしれない・・・。
ばばばあちゃんの大らかさ、マイペースさ、学ぶところがたくさんありました。笑
🍓ポイント2 自然の恵みを感じる
お店で買ういちごでもなく、ハウスの中でのいちご狩りでもなく、自然の中で野いちご摘み🍓
本当に素敵な春の楽しみ方だなぁと思います。
北欧の森でベリーを摘むシーンを映画「かもめ食堂」で観たことを思い出しました。
日本でも以前は野いちごがある地域がありましたが、
最近は食べれる野いちごがある地域もずいぶん少なくなったのではないでしょうか。
子供たちとそんな自然の変化を話してみるのも学びのきっかけになるかもしれないですね。
🍓ポイント3 楽しむ気持ちを大事に
ばばばあちゃんの絵本を読んで、私が一番いいなぁ〜と感じたのは、
どんな時も「楽しむ」ことを忘れないばばばあちゃんの生き方です。
動物たちに誘いを断られた時、帰り道に動物たちと一粒二粒といちごを食べていくうちに、
ジャムを作ろうとしたいちごが減ってしまって、
読み手もこのままだとジャムが作れないんじゃない?とヒヤヒヤしてしまうところ、
ばばばあちゃんは最後に残った7粒のいちごをつかむとパクッと食べてしまいます。
動物たちも驚く中「明日またみんなで取りに行けばいいよ」と言い放つのです。
ジャムを作るんだから、いちご食べすぎないでね。なんて言わずに。
その時一番みんなが楽しめること何かを分かっているばばばあちゃん。
心が広くて大らかで温かい、懐の深くて本当に魅力的な人ですね✨
絵本 せかいいちのいちご(5さい〜大人)
作 | 林木林(著)、庄野ナホコ(絵) |
出版社 | 小さい書房 |
出版年 | 2018年 |
あらすじ
あるひ、しろくまさんに手紙が届きます。
〜 いちご おとどけ いたします 〜
しろくまさんは、つやつやした赤い実を思い描き、ワクワクしながら準備を始めます。
立派なお皿に飾ったり、耳や指に飾りたいと思いながら、いちごを大切に扱います。
初めてのいちごは、まるで宝物のように感じ、特別な存在に思えました。
次の冬、しろくまさんにはいちごが2粒届きました。
今度は友達を呼んで一緒に楽しむことに。
それからも毎年いちごがしろくまさんに届きます。
届くいちごの数は年々増えていくのに、
しろくまさんの感情や喜びはだんだん薄れていき、いちごを特別に扱うこともなくなります。
しろくまさんにとって、せかいいちのいちごはどんな一粒だったのでしょうか。
おすすめポイント
大切なことを教えてくれる大人にもおすすめの絵本です🍓
🍓point1 語彙の豊かさ
最初にいちごを想像する場面では、膨らむ期待と想像力が豊かな言葉で表現されています。
自分の気持ちをここまで細やかに表現することはなかなか難しいものです。
著者の表現力に圧巻です。
🍓point2 価値観の変化を知る
物語を通じて、しろくまさんの心の変化が描かれています。
最初から最後まで変わらないいちごという普遍的な存在が、
一粒だけだったいちごが豊富になると、その特別さや価値を感じにくくなります。
私たちの価値観や感情が環境や経験によって変化することを知ることができますね。
🍓point3 感謝の気持ち
物が増えすぎると、その大切さを忘れがちになります。
しかし、最後にしろくまは最初の1粒のいちごが一番美味しかったことを思い出します。
感謝の気持ちを忘れないことの大切さを教えてくれますね。
🍓point4 満足することと幸福の違い
必ずしも量が増えることが幸せにつながるわけではないという教訓がこの絵本にはあります。
少ないものでも十分幸せを感じることができます。
物を大切にするということは、物が多すぎないことかもしれませんね。
手に入れると、大切さを失いがち。
大人もドキッとする内容ではないでしょうか。
林木林さんと庄野ナホコさんのお二人による絵本「二番目の悪者」も非常におすすめですので、
チェックしてみてくださいね♪
↓絵本:二番目の悪者↓
まとめ
今日は【🍓いちごたっぷり🍓】をテーマにおすすめの絵本5選を紹介しました。
お気に入りの絵本に仲間入りができたらとてもうれしいです。
紹介した絵本をもう一度チェックしたい方はこちら
🍓絵本 いちご
🍓絵本 いちごりら
🍓絵本 いちご
🍓絵本 のいちごつみ
のいちごつみ ばばばあちゃんのおはなし (ばばばあちゃんの絵本) [ さとうわきこ ]
🍓絵本 せかいいちのいちご
せかいいちのいちご/林木林/庄野ナホコ【1000円以上送料無料】
🦉フクさんのブログでは、絵本を読んだ感想や気づき、日常で見つけたワクワクすることなどを書いています。日々の生活に安らぎや癒しを、そして時には刺激をプレゼントできたらいいなと思います。
“お気に入りの絵本”を見つける参考になれば、とても嬉しいです。

ほーっとひと息。今日も素晴らしい1日でありますように
コメント