夏休みの宿題といえば・・・そう!読書感想文ですよね。
聞きたくなーい!暑い中そんなこと考えたくなーい!!
・・・頭を悩ませますよね。
我が家も同じで「何を書けばいいかわからない!」と、昨日までおでこを机にくっつけて息子が申しておりました。笑
私も今はこうして絵本紹介のブログ記事を書いておりますが、読書感想文、特に課題図書を用いての感想文は好きではありませんでした。と言っても、小学生の頃に2度、読書感想文で表彰を受けたことがあるんです✨
今回は、小学校低学年向けの読書感想文対策、実際に書く時のポイント、そして忙しい親御さんのためにも宿題を頑張る子供達のためにも、読書感想文を苦手としながら表彰を受けた経験をもつ私のノウハウを織り交ぜながら記事を書いていきたいと思います✨みんな頑張って読書感想文、仕上げるぞー!!!おー!!!
夏休みの宿題を楽しく取り組むご家庭のヒントになれば嬉しいです✨

こんにちは🌿フクです。夏休み楽しく過ごしていますか?
はじめに:絵本の選び方「こんな本はやめておこう!」NGな本
年代によって、読書感想文に向いている本、向いていない本があります。
簡単すぎても難しすぎてもダメってやつです。
今回は小学校低学年に焦点を絞ってお話しますね!
「これがおすすめ」というのはよくあるけど、どちらかというと、NGポイントさえ避ければ他はなんでもOKだと私は思います。参考になれば嬉しいです!
絵本の選び方:小学校低学年向け NGな本
①文字数や内容が極端に少ない絵本
感想が「かわいかった」「おもしろかった」で終わってしまう危険大。
ページ数が少なすぎて感想を書くための出来事が不足しがちです。
例:ほとんど絵だけで、文章が数行しかないもの。
②ストーリーが難解で登場人物や時系列が複雑
ファンタジーやSFでも、登場人物が多く場面転換が激しいと低学年にはまとめづらいです。
感想文が「あらすじ説明」で終わってしまうパターンになりやすい。
③専門知識が多く、説明調が中心の本
理科や歴史の解説本など、物語性が薄い本は「何が心に残ったか」を書くのが難しい。
低学年だと「覚えたこと」だけで終わってしまいがち。
④笑い・ギャグがメインで、感情の起伏が少ない本
読んで楽しいのはいいですが、「なぜそう思ったのか」を深めにくい。
感想文では「面白かった」以外の感情を引き出しにくいです。
⑤映画やアニメを先に見てしまった作品
読書感想文が「映像の感想」になってしまい、文章から受けた印象を書きづらい。
特に人気キャラクターものは、読書体験より映像体験の記憶が強く残ります。
息子が選んだ絵本
一緒に絵本選びからやろっかなーと思っていたら、学校で決められた3冊から選んだとかで、課題図書を持って帰ったきた息子・・・。(課題図書はね〜結構難しいんだよ・・・とほほ。)
と言っても自分で選んだ本がいいという息子。
わかった、じゃそれで行こう。お母さんこの絵本知らないから読んでおくれ。
息子に読んでもらい、まとめてみました。
2025年の小学校低学年向け課題図書「ワレワレはアマガエル」。
この絵本、色鮮やかで子供の興味を引く写真がたっぷり✨
そして、ユニークな語り口で、思わず引き込まれてしまう魅力的満載の科学絵本です。
絵本というより図鑑に近いような感覚でしたね。
課題図書って難解なイメージがありましたが、これはイケるかもしれない✨
・文字数と写真のバランスが程よい。
・カラフルで子供の興味をひく。
・身近な生き物から自然環境を考えるきっかけというテーマを盛り込める
・子供でも一度は会ったことがあるアマガエル
・自分とアマガエルを比較して文章を書きやすいなどなど
ということで、これは結構おすすめな一冊です。
感想文を書く前に ー 親子で話してみよう!
感想文を書くときに一番大切なのは「自分の気持ち」や「発見」を言葉にすること。
そのためには、まずお家の人と一緒に、絵本の内容について話す時間をとってみましょう。
例えばこんな問いかけが役に立ちます。
「一番びっくりしたことはどこ?」
「すごいと思ったところは?」
「カエルと自分で”似てる”って思ったところはある?」
「今後、カエルを見たらどうしたい?」
そして、お子さんから何か発言があったら、逃さずにメモメモ✏️
その発言を掘り下げてみるのもアリです!
ここで注意⚠️
お子さんから出た感想や意見は、その整合性つまり正しさより、気持ちを大切にしましょう。
「え?それって違うよ、本当はね・・・」なんて言わずに、目の前の今この瞬間のお子さんの感性や感動を大切に受け止めましょう。これこそが読書感想文で求められているポイントでもあるからです。
感想文の書き方 ー 4ステップ
まず、紙と鉛筆を用意しましょう。
いきなり原稿用紙に書くのではなく、ざっくりとメモをとる形からスタートです。
次の4ステップの流れに沿って書いてみると、初めてでもスムーズに書くことができます。
①本を読もうと思ったきっかけ
「課題図書だったから」「写真が楽しそうだったから」など素直な理由でOK!
②読んで印象に残ったこと
どの場面が心に残ったか?どう思ったか?絵や写真、全体の雰囲気についての感想も◎
③そこから考えたこと・自分と比べたこと
「カエルも頑張ってる」「僕も(カエルに似た)こういうところがある」など、自分と繋げてみる。
④読んでよかったこと・これからしたいこと
「今度カエルを探しにいきたい!」「自然を大切にしたい」など、未来につながるまとめで締めくくると◎
4ステップが書けたら、新しい紙に下書きを書いてみましょう。
原稿用紙に書くと、間違った時に消さなくてはならず、せっかく書いたものを消すという作業は子供的にものすごくテンションが下がるようです。
🐸例:こんなふうに書けたらワレワレ大感激✨
「ワレワレはアマガエル」を読んで、カエルが自分のことを「ワレワレ」と話しているのがおもしろいと思いました。最初、先生が持ってきた絵本の中で、色がきれいなこの本がいいなとなんとなく選んだけど、選んで正解でした。本に出てくるカエルの写真はすごく綺麗で、こんなに近くでカエルを見たことがなかったので、お肌はツルツルじゃなくてつぶつぶみたいなものが集まっていることを知れたし、ジャンプをして虫を捕まえる時の写真がすごくて「僕もこんなに飛べたら便利でいいな」と思いました。それから、カエルは生まれてすぐにお母さんと離れ離れになって、自分で食べ物を探して、兄弟たちと暮らしていてすごいなと思いました。それに、敵もいるので、隠れたりしながら生活をしているので、毎日テレビの逃走中に出ているみたいなのかなと思いました。僕はお母さんや先生や大人が守ってくれているけど、生き残るために自分の力で頑張っていてカエルって小さいのにすごいなと思いました。今は暑い夏だからあまりアマガエルに会えないけど、今度会えたら頑張れーと応援したいです。
オリジナルエピソードを加えるとより◎✨
上の4ステップで大まかな流れが出来上がったら、そこにご家庭ならではのエピソードを加えるとより個性的な感想文に仕上がります✨
例えば、雨の日に紫陽花の葉っぱの上にちょこんと座っていたアマガエルを見たこと、手のひらに乗ってくれたこと、田んぼでおたまじゃくしをたくさん見たこと、絵本を読んだ後カエルを探しに行ったけど見つからなかったエピソードなどなど。
より具体的に、いつ、誰と、どこで、どんなふうに、を意識しながらエピソードを加えると良いです✨
ちなみに我が家では、この絵本を読んだ後に息子が「自分はどれくらいジャンプできるかな」と言い始めて、立ち幅跳びをし、その記録をアマガエルと比べたエピソードを付け加えました✨
アマガエルは体の10倍飛べるけど、僕は1倍でした。と。笑笑
さいごに:「上手に書く」より「感じたことを書く」
読書感想文は、上手に書こうとするよりも「何を感じたか」が一番大切✨
子供の感性は視点は大人にはないものです。
正解よりも素直に表現することを意識してみよう✨
「ワレワレはアマガエル」は、自然のふしぎをおもしろく、そして優しく伝えてくれる絵本です。
親子で一緒に読んで、感想を話しながら書いてみてくださいね♪
ワレワレも応援してるケロ🐸🐸🐸
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