
こんにちは🌿フクです✨
今回は、わが家で長く愛用している一冊、
『1日10分でちずをおぼえる絵本』をご紹介します。
この絵本を息子にプレゼントしたのは、彼が4歳の頃でした。
きっかけは、「地図ってなんとなく難しそう…でも、楽しく覚えられたらいいな」と思ったこと。
でも実はそれ以上に、私なりの小さな願いも込めていました。
絵本「1日10分でちずをおぼえる絵本」
作 | あきやまかぜさぶろう |
出版社 | 白泉社 |
出版年 | 2017年 |
地図との出会いを「学び」ではなく「好奇心」から
私がこの絵本を選んだ理由のひとつは、
地図との最初の出会いを、学校の授業ではなく、
外の世界への好奇心が生まれるタイミングにしたかったから です。
「地図」はただ覚えて使うだけの道具ではなく、自分と世界をつなぐ扉だと思っています。
だから、知識として詰め込むのではなく、
「この国ってどこ?」「おじいちゃん家はどのへん?」──
そんな素朴な疑問や興味から、地図を身近に感じてほしいと思いました。
この絵本は、まさにその入り口にぴったりでした。
📘 「かたち」で覚えるから楽しい
この本の魅力は、都道府県のかたちをキャラクターのように楽しく覚えられるところ。
県のかたちに特徴的なあだ名がついていたり、繰り返し見たくなるようなイラストが並んでいて、
まるでクイズ感覚で学べる構成です。
最初は一緒に読みながら、「これはどこかな?」「〇〇って名前の県だって」とやりとりしていましたが、6歳ごろからは息子が一人で広げて読むように。
👦 地図が“暮らしの中で生きている”実感
絵本で日本地図のかたちを覚えたことで、日常の中にも小さな変化がありました。
ニュースで「今日は◯◯県で大雨が…」と流れると、
息子は「あの形の県だね」と反応したり、
住んでいる場所と他の地域との位置関係をイメージできるようになってきました。
先週末のこと。
小学2年生の息子は、夏休みに行く祖父母の家と自分の家の位置をこの絵本で調べていて──
「へ〜!○○県と○○県を通って行くんだ〜!」と、新たな発見を喜んでいました。
そんな姿を見ていると、
「この絵本が早くから手元にあって本当によかった」と、しみじみ感じることができました。
🌐 世界に目を向けるきっかけにも
わが家にはこの絵本のほかに、同じシリーズのお風呂ポスターや、「1日10分でせかいちずをおぼえる絵本」もあります。最近では、戦争のニュースに触れて「どこだろう?」と絵本をめくったり地球儀を回して調べることも。
そしてある日、息子がポツリとつぶやきました。
「日本って…すごく小さいんだね」
そんな一言からも、世界を見る目が少しずつ育っているのだと感じさせられました。
まとめ──「知りたい」を大切に
『1日10分でちずをおぼえる絵本』は、
「勉強しなさい」ではなく、「知りたい!」という気持ちを自然に育ててくれる一冊です。
覚えることが目的ではなく、
知ることの楽しさに触れられる絵本──
それがこの本の一番の魅力だと思います。
親子で一緒に地図を開きながら、
「ここ行ってみたいね」「こんな国もあるんだよ」なんて会話が生まれる時間は、
きっと学び以上の宝物になるはずです。
だれかのおうちの「好奇心の扉を開く」のきっかけになれば嬉しいです😊
本日ご紹介した1日10分シリーズでおすすめの絵本はこちらから↓
1日10分でちずをおぼえる絵本 改訂版 [ あきやまかぜさぶろう ]
1日10分でせかいちずをおぼえる絵本 [ あきやま かぜさぶろう ]
小学生版 1日10分日本地図をおぼえる本 [ あきやまかぜさぶろう ]
1日10分で日本一をおぼえる絵本 (かぜさぶろうワークスのえほん) [ あきやま かぜさぶろう ]

今日も良い1日になりますように✨
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